黎明(上下巻)表紙

【ご報告】
『黎明・葦原瑞穂氏を送る会』は、去る2016年11月27日に、無事に執り行うことができました。ご同席いただいたみなさまには、深く感謝いたします。ありがとうございました。

 尚、送る会の当日の様子を、文章や写真でこちらでご紹介しています。ご興味のある方はお読みください。

    「黎明・葦原瑞穂氏を送る会」のご報告

 

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 この度、2016年10月2日の『黎明』著者・葦原瑞穂氏ご逝去に際し、心から哀悼の意を表すると共に、生前の功績を讃え、ご縁があった皆様に生前の思い出を語りながら故人を偲んでいただく「送る会」を以下の通り執り行います。

 尚、この「送る会」の主旨は、一般的な葬儀を行わない代わりとして執り行うものですが、『黎明』内の各所に記述された死や葬儀などに関する解釈を葦原瑞穂氏の意向と捉え、今回の会においては、

  • 肉体の役割を終えた葦原瑞穂氏が、より自由で高次元の世界に羽撃く門出を祝い送り出す会
  • 同氏が、今の時代の地球に『黎明』を送り出し、地球生命系始まって以来の大変革期に、必要な光とエネルギーを注ぐ偉大なる仕事を成し遂げたという、生前の功績を称え感謝を捧げる会

という主旨で行いたいと思います。

 よって、一般的な葬儀や同主旨の会に於ける、喪服、礼服等の正装ではなく、ご参加の皆様には、普段着でお気軽にお越し頂きたいと思います。

 ここで、今回の「送る会」の主旨を皆様に、より深くご理解いただくために、『黎明』に書かれた葦原瑞穂氏の死(葬儀)に対する解釈を知る上で参考になる箇所を引用いたします。

本来は肉体という牢獄からの開放であり、より自由な世界での生活に羽撃く門出であるお葬式の場で、正直に喜んでニコニコしていたら、一九九〇年代の平均的な人達の間では、顰蹙を買うことは必至でしょう。このように自我意識で「これだけは絶対に正しい」と、どんなに確信していることでさえも、普遍意識の視点から観れば、腹を抱えて笑い転げる程度のものに過ぎないのです。
(『黎明』葦原瑞穂著・下巻P12より引用)
・・・物質世界のことしか理解できない人達は、他界した人達がより高い波動領域で、(その人の意識にも因りますが)地上時代よりも遥かに自由で快適な生命の表現を行っているということを知りませんから、「墓に永眠する」というような、事実に反する観念を造り上げてしまったわけです。
(『黎明』葦原瑞穂著・下巻P281より引用)

 このような主旨から、開催にあたってはお香典の形式では受け付けず、会費制とさせていただき、会の開催のための経費に充てさせていただきたいと思います。

 会費制にする理由といたしましては、今回の会の主催となるCTPeak及び雷鳥舎のスタッフで話し合いを持った結果、お香典や寄付のような形式ですと、参加するのに、どの程度の金額を用意すれば良いのか迷ってしまう方も多くいらっしゃるでしょうし、仮に皆様から沢山のお金をお預かりしても、お身内のほとんどいない葦原瑞穂氏には、そのお金をお渡しする方もいらっしゃらないため、開催にあたっての経費のみ、参加される方に公平にご負担いただければ、という考えに至ったからです。

 更に、同様の理由から、献花や供物、その他の思い出の品等を会場にお持ちいただいても、肉体の役割を終え、高次の存在となった同氏に対してお渡し出来る術がありませんので、どうかお気持ちだけを寄せていただき、お品物のご持参はお控えいただきますよう、ご理解をお願いいたします

 『黎明』の中にも、お供え物に関して理解を助ける、次のような記述があります。

聖書の創世記では、アダムとイヴの子供として長男のカインと次男のアベルが産れます。ここでヘブル語の原義では、カインは物質、アベルは霊すなわち生命を意味しています。アベルは羊を飼う者(キリスト、普遍意識)と成り、カインは地を耕す者(自我意識)になったことで、全体から分離した意識が生じたことを示唆していますが、日が経ってから、カインは地の産物を持ってきて神に供え、アベルは群れの中から初めて産れた子羊と、一番肥えた羊を持ってきて神に供えます。ここで神はアベルとその供え物は顧みられたけれども、カインとその供え物は顧みなかった。(創世記 第四章 三節~五節)とあります。
これは単なる話として聞けば不公平なようにも思えますが、ここで「初めて産れた子羊」とは、人間として初めて表現を始めた魂のことを、そして「肥えた羊」とは、様々な経験を積んで成熟し、地球生命系の卒業段階に到達した魂のことをそれぞれ指しています。つまりアベルの供え物とは、魂が地上経験を積んでどのように成長したかと言う霊的進化を象徴しているわけです。

これに対してカインが供えた地の産物は、物質的な結果、例えば財産や地位や名誉といった地上的な成功を意味していますから、何れも、その転生が終れば無に帰してしまうもので、神が顧みられなかったのは当然のわけです。
(『黎明』葦原瑞穂著・下巻P281より引用)

 私たちが今、求められていることは、物質的な結果(お供物)を捧げることより、今回の出来事に直面した私たちが、それをどのようにこれからの「魂」の成長、霊的進化に結びつけていけるか、ということだと思います。

黎明・内容

 「普遍意識」はひとつとして繋がっているわけですから、それぞれの心の中に今なお在る葦原瑞穂氏の存在に思いを馳せ、祈りを捧げると同時に、まだ地上での役割として残された我々の使命を果たすために、日々を丁寧に生きていくことこそ、同氏が『黎明』を通して私たちに伝えようとしたメッセージだと捉えます。

 よって、特にお親しかった皆様には様々な思いがあるかと存じますが、今回の「送る会」においての主催者側の意図をご理解いただき、ご参加いただければ大変嬉しく思います。

 「送る会」の詳細、及び参加申込の方法は、下記の通りです。

◎ 開催要項

● 日時:2016年11月27日(日)14:00~17:00

● 会場:東京都新宿区 (最寄駅:地下鉄・東新宿駅)
     ※混乱を避けるため、ご予約後に詳細をお知らせします

● 参加条件:どなたでもご参加いただけます [満席]受付終了

● 参加費:3,000円/1人
     ※必ず期限内に振込をお願いします。振込方法は仮予約後にメールでお知らせします

● 服装:喪服・礼服等の正装ではなく、普段着でお越しください

● 持ち物:特にありません
     ※お香典、献花、供物、思い出の品などはお預かり出来ません

● 主催:CTPeak(シーティーピーク) / 雷鳥舎


[受付終了]
このイベントの受付は終了となりました。ありがとうございました。


 


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